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帯状疱疹ワクチン(シングリックス、弱毒生ワクチン)について

[2021.11.09]

 

効果:帯状疱疹は80歳までに日本人の1/3がかかるといわれており、特に50歳以上の方は発症リスクが高くなります。50歳以上の方が帯状疱疹にかかると20%位の方がその後も後遺症として神経痛を残してしまいます。また、顔面に発症すると目や耳の神経を傷つけて視力低下や難聴などをきたすこともあります。 帯状疱疹ワクチンはこの帯状疱疹の発症を予防するためのものです。 対象:50歳以上のすべての方(弱毒生ワクチンは妊娠中の方、ステロイドや免疫抑制剤を使用している方には接種できません。) 費用:シングリックス1回税込22,000円(2ヵ月間隔で2回の接種が必要です。) 従来型生ワクチン税込8,000円(1回の接種で完了です。) (必ずお電話での事前予約をお願い致します。) 副作用:発赤 、 腫脹 、 疼痛 、 熱感 、 倦怠感 、 違和感 、 悪寒 、 ほてり 、 筋肉痛 、 硬結 、 そう痒感、アナフィラキシー シングリックスと弱毒生ワクチンの違いについて これまで帯状疱疹の予防には生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)が用いられていましたが、2020年より、新たに不活化ワクチンであるシングリックスが使えるようになりました。発症予防効果は従来型生ワクチン50%程度なのに対して、シングリックスは97%と非常に効果高いです。 また、従来のワクチンはウイルス活性を弱めた“生ワクチン”ですが、シングリックスは病原性をなくしウイルスの一部のみを使用した“不活化ワクチン”となりますので安全性も高く、免疫力が弱った方にも接種が可能です。 効果持続期間は弱毒生ワクチンが5年程度に対して、シングリックスは現時点で9年以上免疫が持続することがわかっています。 費用対効果を除けば、シングリックスを接種していただくことを推奨しております。

 

 

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