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二重整形で失敗するとどうなる?失敗例や返金対応、失敗しないための対策を解説

[2022.02.22]

二重整形をしようと思っているけれど、失敗したときのことが心配で踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

人の印象を大きく左右する目元の施術だからこそ、失敗せずきれいに仕上げたいですよね。二重整形を成功させるためにも、失敗しやすいパターンや対策もしっかり知っておきましょう。

今回は、二重整形の失敗例や再手術、押さえておくべきポイントを解説します。

二重整形の失敗例とは?
よくあるケースを紹介

まずは、二重整形でよくある失敗例を見ていきましょう。

希望したデザインにならなかった

「二重整形で失敗した」と感じる人の多くが、自分が希望していた二重デザインと仕上がりが違っていたというケースです。

特に、普段アイプチで作っている二重と同じデザインにしたかった・憧れの人の目元に近づけたかったなど、具体的なイメージが強い方ほど感じやすい事例といえます。

理想の二重デザインがあるのは、施術にとってはプラスです。ただし、必ずしも理想のデザインを完全再現できるわけではありません。

どの程度のデザインなら可能なのかは、目の形状や施術方法によって違います。医師とのコミュニケーションを密に行っておくことで、施術前後のミスマッチを減らすことも可能です。

二重幅が不自然なほど広い

仕上がった二重ラインの幅が広すぎて、かえって整形したのが分かりやすくなってしまった例です。

「ハム目」「ソーセージ目」などと呼ばれる状態で、二重幅が不自然に広く、食い込みがきつすぎて悪目立ちしてしまいます。

術前のシミュレーションで医師が設定した二重幅よりも、より広い二重幅を希望した場合によく見られる失敗。専門家の意見を取り入れて施術すれば避けられる失敗ともいえます。

左右の目で差が出ている

二重の幅が左右で違う、目の大きさが違って見えるといった左右差も失敗例のひとつです。

目の大きさは、ひとりの人でも左右で微妙に違います。まぶたの厚さもまったく同じではないので、左右の目それぞれで適した二重幅・デザインが必要になるケースもあります。

片方の目だけで二重幅を決めてしまったり、二重整形の経験が浅い医師にシミュレーションしてもらったりすると起こりやすい失敗例です。

ただ、完全な左右対称(シンメトリー)を作るのは難しいので、わずかな左右差が必ずあることは知っておきましょう。

糸がはみ出している

埋没法で施術した場合で、まぶたの裏側に通したはずの糸がはみ出してしまっているケースです。

目を閉じたときに糸が見えてしまったり、結び目が盛り上がって施術痕が分かってしまうことも。周りの人にもバレてしまって「失敗した」と感じる人もいます。

糸のはみ出しがまぶたの内側で起きた場合は、目がゴロゴロするといった違和感にもつながります。放置すると目の健康を害することになるため、すぐに再受診が必要となる失敗例です。

すぐに元の目元に戻ってしまった

埋没法を行って、思ったよりも早く二重ラインが崩れてしまったという例です。

埋没法の二重は3~5年程度、長くて10年程度もつ人もいます。それよりも早く元に戻ってしまい、コスパが悪くて失敗したと感じる人もいます。

ただ、埋没法の効果には限界があるのが実情。施術ミスによる失敗とは言い切れず、ダウンタイム中のケア方法などによっても長持ちするかどうかが変わります。

そもそも埋没法が成功しにくい人もいるため、自分に適した施術法を選べているかどうかも重要なポイントです。

術後の腫れがひどい・傷が残った

ダウンタイム中の腫れが予想以上にひどかった、傷跡が残ってしまったという例もあります。

埋没法でも切開法でも、一定期間のダウンタイムがあります。説明は受けていたものの、思ったよりも症状が重くて驚いてしまった方も少なくありません。

腫れや傷跡の悪化したということは、ダウンタイム中の注意点を十分守っていなかった可能性も。また、まぶたの状態に合わせて適切な施術を選べていなかったことも原因として考えられます。

二重整形で失敗したらやり直せる?
施術方法によって再手術できるかが決まる

二重整形を失敗なく終えることが一番よいですが、万が一失敗したと感じた場合はやり直しができるのでしょうか?

ここでは、埋没法と切開法に分けてやり直し(再手術)ができるかどうかを解説します。

埋没法はやり直しができる

糸を使ってまぶたを1~数点で留める埋没法は、基本的にはやり直しが可能です。

糸が取れたりゆるんだりすることもある

やり直しがきく分、施術で入れた糸がゆるんだり切れたりするリスクは付いて回ります。

糸を留める点数が多くなるほど長持ちするという意見もありますが、5点留め・6点留めまで増やすとまぶたへの負担が増します。

留める箇所が増えるほどに糸の通し方も複雑になるため、再手術の難易度も上がる傾向に。糸を外す工程で目の組織を傷つけるリスクも増し、必ずしもメリットばかりではないのが現実です。

埋没法は3~4回程度が限界

埋没法のやり直しも無限ではなく、3~4回程度が限界とされています。

前回の施術までに開けた針穴を避けて再手術していきますが、施術回数が増えるにつれて針が刺せるスペースも減少します。

徐々に十分な治療スペースが確保できなくなり、埋没法の効果が実感しにくくなる傾向に。クリニックによっては埋没法の回数制限を設けているところもあります。

何度も埋没法を繰り返している方は、切開法にした方がきれいな二重になる可能性もあるため、術式から検討し直すのもおすすめです。

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切開法の再手術は難しい

高いデザイン性と二重ラインが長くキープできる切開法では、やり直しは難しいとされています。

傷跡が増えるほど修正が難しくなる

切開法は、メスでまぶたを切開して脂肪を取り除き、切開した部分を癒着させて二重ラインを作る方法です。

なかには、他院で行った切開法の再手術を行うクリニックもあります。しかし、一度大きく切開したまぶたを再度切開するには高度な技術が必要であり、必ずしもうまくいくとは限りません。

埋没法と同じく、傷跡が増えるほどデザインの再現も難しくなる傾向に。切開法で二重を作るなら、一度の施術でできる限り理想の二重ラインに近づけることが必要です。

事前の丁寧なシミュレーションが重要

切開法で失敗しないためには、埋没法以上に事前のシミュレーションが重要です。

切開する範囲や作りたい二重ライン、目頭切開など他施術との組み合わせが必要かなど、さまざまな要素を十分に検討してから施術してくださいね。

万が一失敗したときは返金される?
アフターケアはクリニックごとに違う

実際に二重整形を受けてみて、万が一「失敗した」「元の目元に戻したい」と思ったとき、一度支払った料金は返金されるものなのでしょうか。

「返金」ではなく「再施術」を掲げることが多い

多くのクリニックでは、返金対応ではなく再施術(やり直し施術)を無料・割引で提供しています。

なかには返金制度を設けているクリニックもありますが、医師の診察で返金が必要と判断された場合のみ。再施術についても、医師が必要と判断しなければ受けられないこともあります。

また、二重幅が狭くなったことに対しては再施術可能でも、デザインの変更に対しては再施術を適用外としている場合も。どこまで対応しているかはクリニックによって違うので、カウンセリング時に確認してみてください。

保証期間を選べるクリニックもある

クリニックのなかには、保証期間を自分で選べるところもあります。

保証期間によって追加料金を設けているクリニックもあり、保証期間が1年・3年・5年・10年と長くなるにつれて料金も高くなります。

例えば、埋没法の持続期間が3年程度と説明されたにもかかわらず、10年保証がついていても意味がないですよね。コスパ重視の方は、保証期間が選択できるクリニックを選ぶのもおすすめです。

失敗しないように入念に準備することが重要

二重整形を提供しているクリニックでは、再手術や返金保証を設けている場合がほとんどです。ただ、アフターケアがどんなに手厚くても、失敗して目元の印象が不自然になってしまうのは避けたいですよね。

とくに切開法で行う場合はやり直しが難しく、お金が返ってきても思うような二重デザインに戻せない可能性もあります。

クリニックの保証やアフターケアが充実しているかも重要ですが、何よりも失敗しないようにしっかり準備しておくことも忘れないようにしましょう。

二重整形で失敗しないために
契約前に押さえておきたいポイント

医師とのシミュレーションを重視する

二重整形で失敗しないためには、術前の二重デザインのシミュレーションを十分行っておくことが重要です。

二重整形で失敗する例を見ても、シミュレーションで妥協せずに医師と話し合い、納得した上で施術すれば回避できることが多くあります。

術式や二重幅の設定は特に大切です。自分ではもっと広い幅の二重にしたいと思っても、専門家の目から見れば無理があるというケースもあります。

自分の希望を通すだけではなく、医師のアドバイスも取り入れながらベストな条件で施術するようにするのがおすすめです。

リスクや副作用について十分に説明を受ける

埋没法でも切開法でも、施術に伴うリスクや副作用についてしっかり確認しておくことが必要です。

いずれの術式でも、まぶたに麻酔を打つなどしてある程度皮膚を傷つけることになります。症状の重さに個人差はあっても、一定の腫れや内出血などは必ず起こるものです。

また、体質や施術当日のコンディションによっては思わぬ副作用が出ることもあります。

万全の体勢を整えて施術してもらうのはもちろんですが、医療行為として提供するものは絶対安全とは言い切れない側面も。デメリットも含めて十分に説明を受けた上で施術を決めましょう

ダウンタイムの期間や注意点をよく理解する

仕上がりを左右しかねないのが、ダウンタイムの過ごし方。施術前に注意点をよく聞き、ダウンタイムが長引かないように十分理解しておくことも重要です。

二重整形のダウンタイムは、埋没法で3日~1週間程度、切開法で2週間~1か月程度とされています。赤みやむくみなどはさらに長くかかることもあるので、実際には個人差が大きいところです。

ダウンタイムのなかでも、施術してから1~2週間程度はまぶたが非常に敏感になっていて特に注意が必要。気を遣うポイントは多くあるため、忘れないようにメモを取るなどして備えておきましょう。

施術する医師の実績を確認しておく

実際に施術する医師の、二重整形に関する実績を知っておくのも効果的です。

各クリニックの公式サイトには、数多くの症例写真が掲載されています。その施術を担当した医師の氏名も書かれていることが多いため、大いに参考になりますよ。

医師を選ぶときは、有名な医師かどうかよりも、自分が希望するデザインに近い形に仕上げてくれるかどうかが重要です。

実際に話したときの印象や、細かい疑問にも快く丁寧に答えてくれるかもポイント。実績とともに相性も確認しつつ、安心してお任せできる医師を探してみてください。

保証については契約前にしっかりチェック

再施術や返金保証など、万が一のときのアフターケアは契約前に確認します。

美容医療の契約書には、さまざまな内容の項目が細かく書かれているもの。全部読み切るのは大変ですが、ちょっとした見落としが後で響いてくることもあります。

再手術や返金を行うときの条件や返金方法、申請の流れなどは特に重要です。契約書を一度読んだだけでは分からない内容は、しっかり質問して疑問点がないようにしておきましょう。

二重整形失敗のリスクは下げられる
理想の二重を納得のいく形で作ろう

二重整形は、埋没法でも切開法でもある程度の失敗リスクがあります。目元の状態は人それぞれで、誰でも100%成功するとは言い切れないからです。

二重整形で失敗するリスクを下げるには、医師とのコミュニケーションに十分な時間を取り、自分の目にマッチした施術を選択することが重要です。

理想の目元を手に入れるためにも、信頼できる医師としっかり話し合い、適切な治療を受けられるように準備しましょう。

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