そばかすを消す方法を紹介！シミの違いや美容皮膚科での治療方法を徹底解説！

そばかすやシミがあると、顔がくすんで見えたり老けて見えたりしますよね。

そこで本記事では、そばかすを自分で消す方法や、美容皮膚科での治療方法を紹介します。また、シミとそばかすの違いも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【このコラムでわかること一覧】

• そばかすを消すおすすめの方法を紹介
• そばかすを消すなら美容皮膚科・皮膚科どっち？
  
• 医療機関でのそばかすを消す治療効果
• そばかすを隠すメイク術
• そばかすに関するよくある質問 

そばかすとは？できる原因

そばかすは雀卵斑（じゃくらんはん）と呼ばれ、斑点状の色素沈着が鼻や目元の周りに広がったものです。シミ（老人性色素斑）と同じで、紫外線を浴びると発生しますが、そばかすは遺伝的にも紫外線に反応しやすいのが特徴。

先天的な場合は幼少期から症状がではじめ、思春期にピークを迎えて目立つようになります。

そばかすをセルフで消す
おすすめの方法を紹介

肌にできたそばかすを、なんとかセルフケアで消したい方も多いでしょう。ここではそばかすをセルフで消す簡単な対処法のポイントを解説します。

そばかすを消すスキンケア

肌に刺激を与えずにスキンケアする必要があります。洗顔のときは洗顔料をしっかり泡立てて、強く擦らずに泡だけで洗うようなイメージで行ってください。

色素沈着になる原因の一つとして、炎症によるものが挙げられます。強い力で肌をゴシゴシ洗うことで皮膚にダメージを与えてしまい、修復するために炎症を起こしてしまうのです。

慢性になるとシミやそばかすになるので、正しいスキンケアを行うようにしましょう。

紫外線対策を徹底する

上記でも軽く触れましたが、そばかすやシミができる原因は、紫外線による色素沈着です。特に鼻や頬骨など、紫外線を浴びることでメラニン色素を生成するメラノサイトが顔の広範囲にわたって活発になります。

そばかすをこれ以上増やさないためにも、日焼け止めを塗ったり日傘や帽子、サングラスなどのアイテムを使ったりして予防しましょう。

紫外線は年中降り注いているため、普段から曇りでも対策する習慣を身につけてください。

美白化粧品を使用する

通常のスキンケアに美白効果をプラスすることで、くすみやそばかすが薄くなる可能性があります。

美白効果の高い化粧品には肌のターンオーバーを整え、メラニンの生成を防ぐ効果も期待できるでしょう。

美容効果のある成分はビタミンC誘導体やアルプチン、ハイドロキノンなどがあるので、どのような成分が配合されているのかを確認してください。

また、還元作用・美白効果のあるビタミンCや、抗酸化作用により活性酸素を除去するビタミンEなどのサプリメントを活用するのも良いでしょう。

参考：共立美容外科

保湿ケアを行う

肌が乾燥すると肌バリア機能が低下し、そばかすだけではなくニキビができやすい肌質になってしまいます。

乾燥による肌のターンオーバーが乱れると、古い角質は排出できずにメラニン色素が溜まる原因に。

保湿効果の高いセラミドやヒアルロン酸、エラスチンやコラーゲン配合のクリームを選びましょう。ただ、直接そばかすを消す作用はありません。

そばかすを消すなら
美容皮膚科・皮膚科どっち？

美容皮膚科の場合は美容目的としている方がメインで、皮膚科は病気の治療をメインとしています。そのため、そばかす治療を行うなら、美容皮膚科が良いと言えるでしょう。

皮膚科でもそばかす治療を行っているところもありますが、主に内服薬や外用薬を用いるため、即効性はそれほどありません。

医療機関でそばかすを消す治療法や効果

医療機器を使用してそばかすを消す治療法を紹介します。

そばかすを消す①レーザー治療

画像引用： 蔵皮膚科・形成外科

レーザー治療はメラニン色素をピンポイントで照射できる施術です。レーザー機器はそれぞれ種類がありますが、そばかすに効果的なものを選ぶのが重要です。

※料金相場は1回あたりの値段です。サイズによっても変わります。

上記は一例ですが、美容外科や美容皮膚科で導入していることが多いです。レーザー治療は基本的にダウンタイムがあり、赤みやかゆみ、かさぶたなどの副作用が出ることも。

そばかすを早く消したい方や、濃いそばかすの方はレーザー治療が向いています。レーザー治療でそばかすを消すには、1〜3回程度の回数が必要です。おすすめのクリニックが知りたい方は以下を参照してみてください。

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そばかすを消す②光治療

画像引用：新宿Sクリニック

光治療はレーザー治療よりも肌に優しく、痛みが少ないのが特徴です。

※料金相場は1回あたりの値段です。サイズによっても変わります。

光治療でそばかすを消すには個人差がありますが、3〜5回ほど施術を受ける必要があります。痛みが苦手な方やダウンタイムがあまり取れない方に向いています。

そばかすを消す③ピーリング

画像引用：ジョウクリニック

ピーリングは肌の表面に薬剤を塗布し、古い角質を除去して肌のターンオーバーを整える施術です。

ピーリングは皮膚組織に蓄積されたメラニン色素に作用することで、濃くなってしまったそばかすの色を目立たなくする効果が期待できます。

参考：共立美容外科

そばかすを消す④内服薬

画像引用：共立美容外科

そばかすを消すためにトラネキサム酸もおすすめです。トラネキサム酸は厚生労働省認可の内服薬で、しみの元であるメラニン色素や炎症を抑える効果が期待できます。

トラネキサム酸はタンパク質を作るアミノ酸の一種で、炎症を抑える効果を発揮するとして医療現場でも多く使用されているのが特徴です。

また、美白効果もあるとして、化粧品の成分にも使うようになったと言われています。

医療機関で診療後、内服薬を処方してもらえばあとは決められた用量を服用するだけなので、お手軽にそばかす対策を行うことが可能です。

参考：品川美容外科

シミ取りの
おすすめクリニック5選

シミ取りが安いおすすめクリニック5選はこちら！

シミの種類によって異なる施術方法が用意されていることが多いため、自分にあった施術とクリニックを探す際の参考にしてみてください。

施術
クリニック	品川美容外科	東京美容外科	高須クリニック	聖心美容 クリニック	ガーデン クリニック
そばかす	5,390円 QスイッチYAGレーザー シミ・そばかす (1mm×1mm) 1回	10,700円 QスイッチYAGレーザー 1cm×1cm 1回	11,000円 シミ・あざ取りレーザー 直径1cm×1cm	5,500円 シミ・あざ取りレーザー 直径1mm	33,000円 YAGレーザー×1回
	8,640円 フォトシルクプラス 顔全体(こめかみ除く) 初回限定1回 2回目以降 13,710円	27,500円 ルメッカ(インモード) 顔全体(シミor赤ら顔) 初回 2回目以降1回 30,800円	33,000円 フォトフェイシャルM22 顔全体	36,300円 ライムライト 全顔 1回	22,000円 IPL 1回
肝斑	2,700円 レーザートーニング (メドライトC6) ホホのみ 初回限定 2回目以降 5,190円	3,300円 ピコレーザー(TRANSCEND) 1mm	11,000円 ピコレーザー (シミ取り) 1箇所1回 1cm×1cm	5,500円 ピコレーザー 直径1mm	3,300円 ピコシミ取り 1mm
	2,120円 内服薬 （トラネキサム酸 ） 60カプセル	220円 内服薬 （トラネキサム酸） 1日分(4錠)	クリニックに お問い合わせください	4,180円 内服薬 （トラネキサム酸） 30日分 750mg	9,350円 【美白セット】シナール・ユベラ・ トラネキサム酸(トランサミン) 1ヶ月分 90錠ずつ
詳細	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

そばかすを上手に隠す3つのメイク術

そばかすを消す方法は治療だけではなく、お化粧によっても隠すことができます。

メイク術①下地

そばかすをメイクで消したい場合は、イエローやオレンジ系のコントロールカラーなどを使用するのがおすすめです。直接肌につけず、手の甲に1〜2滴分の量を取り、指先で馴染ませてからそばかすの部分に伸ばしていきます。

顔全体に下地メイクを施すとカバー力が弱まってくるため、そばかすとそばかす周りに留めるのがポイントです。

メイク術②ファンデーション

メイクでそばかすを隠す重要なポイントはファンデーションです。そばかすを目立たなくさせるには、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションを合わせるのがおすすめ。

そばかすにリキッドファンデーションを丁寧に伸ばし、その後に顔全体に薄く自然に見えるように伸ばします。それからパウダーファンデーションで薄く仕上げていくようにましょう。

カバー力の高いファンデーションを選んでくださいね。

メイク術③コンシーラー

コンシーラは、部分的に気になる箇所を隠せる便利なアイテムです。

コンシーラーはリキッドタイプやクリームタイプ、ペンシルタイプがありますが、細かい部分までしっかりカバーしたいならペンシルタイプが良いでしょう。

そばかすを一つずつ丁寧に塗り、指で軽く叩くように周りの皮膚の色と馴染ませてください。コンシーラーは他の部分に伸ばさないようにするのが大切なポイントです。

美容皮膚科もおすすめ

上記でそばかすを消すメイク術を紹介しましたが、パウダーファンデーションを使ったりコンシーラーで隠したりと時間がかかります。

特に朝は忙しい時間帯なので、パパッとお化粧は済ませたいと思うのが女性の本音ではないでしょうか？

お化粧代をかけるなら、美容皮膚科でそばかすを消す治療を探すほうがお得になることもありますよ。

そばかすが悪化する悪習慣を紹介

そばかすをこれ以上悪化させないためにも、日々の生活でも十分に気をつけなくてはなりません。ここではそばかすが悪化する悪習慣の内容をまとめました。

栄養バランスの偏り

栄養バランスの偏りは、ターンオーバーが乱れやすくなり、シミやそばかすが増えてしまう可能性があります。女性はダイエットしている方が多いのですが、栄養不足になっていることも。

過度な食事制限を行うことで、身体は危機感を覚えて体内にある栄養素が使われます。肌に必要な栄養素がいき渡らなくなってしまうため、そばかすが消えにくくなる危険性も考えられます。

そのため、食事する際は１日の栄養バランスを考えながら献立を組んでくださいね。どうしても補えない栄養素があるなら、サプリメントで補填する方法も一つの手です。

ストレス環境

ストレスが溜まることで血管が収縮し、血行が悪くなります。さらに美容に大敵の活性酸素が発生するので、ストレスには注意してください。活性酸素とはメラノサイトを刺激し、メラニンの生成を増加させるものです。

そばかすを悪化させないためにも、ストレスを溜めない生活を意識するのが良いでしょう。とはいえ、ストレス社会の中で生きている私たちにとって、ストレスを溜めないようにするのは難しいですよね。そんなときは、以下を参考にしてみてください。

• 規則正しい生活リズムを作る
• 本音で話せる人を見つける
• 一日の終わりにストレスを発散する
• シャワーではなく入浴をする
• あまり気にしない

睡眠不足

睡眠不足は肌にとって必要な成長ホルモンの分泌の妨げとなります。

成長ホルモンは加齢とともに分泌されにくくなるのですが、睡眠不足で追い打ちをかけないようにするのが大切です。

成長ホルモンが出なくなると、皮膚は乾燥し、薄くなります。これは、皮膚の汗腺に成長ホルモンの受け皿があるためで、成長ホルモンが汗腺にたどり着かないことによって発汗量が減少し、皮膚に潤いがなくなるためです。
引用：Pfizer Japan

そばかすに関するよくある質問

そばかすに関する疑問をピックアップしました。そばかすで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

そばかすには種類があるの？

そばかすができる要因として、大きく2つに分けられます。見た目はほとんど変わりませんが、発生する時期によって種類が変わります。

遺伝によるそばかす

遺伝によるそばかすは、幼少期から発生するケースがほとんどです。思春期頃になると一時的にピークを迎え、成人になるまでには徐々に少なくなり、そのまま消滅することが多いでしょう。

しかし、何も対策をしなければ、そのままそばかすが消えずに残ってしまうこともあります。そばかすのある部分は紫外線を吸収しやすいため、日焼け止めを塗るなど必須です。

遺伝以外のそばかす

遺伝ではない場合、紫外線やストレス、皮膚の摩擦など外的要因によって影響を受ける場合があります。特に活性酸素が過剰に発生した際は、皮膚を守ろうとメラニン色素が生成され、そばかすやシミの原因に。

一度できたそばかすは自然に消えない特徴を持っています。

そばかすを消すのに市販のクリームは効果的？

ドラッグストアや市販で、そばかす用のクリームが販売されています。美白効果のあるものが多いので、そばかすを薄くすることは可能かもしれません。

ただし、完全にそばかすを消すのは難しく、大きな変化は感じられないことも。あくまでも予防と考えておいたほうが良いでしょう。

時間をかけてそばかすを消すよりも、医療機関で医師に悩みを相談して治療するのが早い効果が期待できますよ。

そばかすを消す食べ物はある？

そばかすを直接的に消す食べ物は存在しませんが、美肌に効果的だと言われる食材はあります。

以下はほんの一例ですが、バランスよく食材を摂取しましょう。

中でも肌に良いとされるコラーゲンは、重要なタンパク源として厚生労働省も推奨しています。

皮膚や腱・軟骨などを構成する繊維状のたんぱく質で、人体のたんぱく質全体の約30％を占める。ゼラチンの原料としても知られる。コラーゲンを構成するアミノ酸の生成にはビタミンCが必要なため、ビタミンCが不足するとコラーゲンの合成が出来なくなり、壊血病を引き起こします。またビタミンAもコラーゲンの再構築に関わっています。
引用：厚生労働省｜e-ヘルスネット

そばかすはシミですか？

そばかすとシミの違いがわからない方も多いのではないでしょうか。そばかすはシミの一種ですが、遺伝なども関係することから、その他の分類に分けられています。

施術
名称	そばかす	老人性色素斑（しみ）	肝斑	炎症性色素沈着
特徴	紫外線を吸収しやすい 乾燥肌 左右対称的に分布 大きさはそれぞれ均一	シミの代表格 一般的にシミと言われる 高齢の方に多い 大きくなることもある	広い範囲で左右対称に出現 茶褐色〜灰褐色のシミ モヤモヤしたシミ 輪郭がボヤッとしている	炎症が残った状態 紫外線で濃くなることもある
原因	遺伝によるもの 紫外線など外的要因もある	日焼けによる皮膚老化 加齢	摩擦や紫外線 女性ホルモンの影響 30〜40代以降の人に多い	ニキビ跡や火傷などの跡 虫刺され

上記のような状態になると、自分でケアするのは困難です。医療機関できれいに消してもらいましょう。

そばかすは自力で消せますか？

ある程度までそばかすを薄くすることはできるかもしれませんが、自力で消すのは難しいでしょう。間違えた対処法を行うと、さらに悪化することも考えられます。

ただし、「毎日正しい洗顔を行う」「紫外線対策を行う」などを徹底すれば、そばかすをこれ以上繰り返し増えないようにすることが可能です。

そばかすを消す方法まとめ

そばかすを消すためには、日頃のケアが重要なポイントになってきます。医療機関で治療するとしても、食事バランスに気をつけたり、日焼け止めを塗ったりと対策を忘れないようにしてくださいね。

ずっと悩んでいたそばかすをキレイに消して、顔をパッと明るくしましょう。