ダーマペンはやめた方がいい?失敗例や施術しない方がいい人、失敗しないためのコツを解説

毛穴ケアやニキビ跡の治療など、さまざまな肌悩みに対応できるとして人気のダーマペン。しかし、ダーマペンをやってみたいと考えて調べているうち、「やめた方がいい」「失敗した」という情報を見て不安になった人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ダーマペンはやめた方がいいと言われる理由について解説します。ダーマペンの施術で失敗しないためのコツもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

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ダーマペンとは
効果や特徴を解説

ダーマペン仕組み

出典:カオル皮膚科クリニック

ダーマペンとは、極細の針を使って肌に小さな穴を開け、その刺激で肌の治癒力を引き出す施術です。

ダーマペンの効果は幅広く、さまざまな肌悩みにアプローチできるとして人気があります。

  • 毛穴の開きの改善
  • ニキビ跡やクレーター治療
  • 肌質改善
  • くすみケア
  • 乾燥による小じわのケア

針で開けた穴から美容成分を浸透させることもでき、若々しい肌を目指したい人にもおすすめ。定期的に施術を繰り返すことで、より高い効果が期待できます

品川美容外科ダーマペン症例

出典:品川美容外科

施術詳細

施術名:ダーマペン4(ヴェルベットスキン)
施術内容:極細針で肌に微細な穴を形成し有効成分を浸透させる施術。
料金:9,810円(税込10,800円)~33,000円(税込36,300円)
治療回数:3回
副作用・リスク:ハレ/赤み:1週間位 通院:治療間隔3~4週間毎を推奨。
問い合わせ: 0120-786-300

ダーマペンはやめた方がいい?
よくある失敗5つを紹介

「ダーマペンはやめた方がいい」と言われるのは、施術後に思うような効果が得られなかったり、逆効果だと感じる症状が出たことが原因と考えられます。

では、実際にどんな症状が出たのでしょうか。ここでは、ダーマペンの施術後によくある失敗例を紹介します。

①セルフでやったら失敗した

市販されているセルフのダーマペンを使って失敗したというケースです。

ダーマペンは医療機関で使用する機器なので、当然医療機器としての扱いになります。個人で正規のダーマペン機器を購入することはできないため、市販品は模倣品や類似品です。

正規品と比較して品質が劣ることはもちろん、肌に刺す針が本当に消毒されているか、導入する薬剤にどのような成分が入っているかなど、個人では判断できない点も多くあります。

価格の安さと手軽さに惹かれて購入・使用したところ、大きな傷ができてしまったり肌荒れがひどくなったりした例もあるため注意が必要です。

②ニキビが悪化した

ダーマペンの施術後、元からあったニキビがより悪化してしまったというケースもあります。

ニキビができている肌は、皮脂のバランスが崩れているなどダメージを負っている状態。そこにダーマペンの針で穴を開けて刺激してしまうと、さらにニキビがひどくなったり、ニキビの範囲が広がったりする恐れもあります。

③かえって肌荒れした・乾燥がひどい

肌質改善のためにダーマペンを受けたのに、かえって肌が荒れてしまったケースです。

前述のように、すでにニキビができていた場合のほか、腫れや傷などがある状態で施術すると、施術が刺激となって肌荒れすることも考えられます。

また、施術後のダウンタイムの過ごし方もポイント。施術後の肌はとても敏感なので、紫外線や摩擦のダメージに弱くなっています。乾燥しやすくなっている状態でもあるため、普段以上に保湿が大切です。

④色素沈着が起きた

ダーマペンの施術後、肌の色素沈着が起きてケアが大変だったという声もあります。

色素沈着が起こるのは、施術後に紫外線ダメージを受けてしまったことや、ダーマペンの針を深く刺しすぎてしまったことが原因です。

UVケアは、色素沈着以外のトラブルを防ぐためにも重要です。帽子や日焼け止めを使ってしっかり対策しましょう。

ダーマペンの針を刺す深さに関しては、施術前のカウンセリングで十分にすり合わせができていなかった可能性もあります。施術した医師のスキルもある程度必要なので、事前のクリニック選びも重要です。

⑤思ったよりも効果がなかった

ダーマペンを受けても、期待していたほどの効果が感じられなかったという人もいます。

ダーマペンは、1回の施術で劇的な変化が望める施術ではありません。肌のターンオーバー周期に合わせて、複数回繰り返すことで肌質が徐々に改善していくとされています。

一定期間をかけてじっくり施術していくことを前提にしておかないと、「効果がなくて失敗した」と思ってしまうかもしれません。

ダーマペンをやめた方がいい人はいる?
施術が向いていない人の特徴を解説

ダーマペンはさまざまな肌悩みの改善が期待できますが、なかには施術が不向きの人もいます。

セルフのダーマペンはもちろん、クリニックで行う施術に関しても同じこと。ここで紹介するポイントにあてはまる人は、ダーマペン以外の施術も視野に入れてカウンセリングしてみてくださいね。

膿んだニキビがある人

施術前の肌に、白く膿んだニキビができている人は注意しましょう。

ダーマペンの針を誤ってニキビに刺してしまうと、周りの肌にアクネ菌(ニキビの原因とされる菌)やその他の菌が飛び散ってしまいます。

結果として、元からあったニキビが悪化したり、新しくニキビができてしまったりと新たなトラブルの原因に。色素沈着が起こるリスクも増加します。

ニキビがひどい場合は、ダーマペンの施術前に肌のコンディションを整えることが先決です。皮膚科でニキビケアのための処方をしてもらうなど、十分準備してから施術しましょう。

皮膚疾患や肝斑など肌トラブルがある人

何らかの理由でかぶれや傷がある、肝斑などの肌トラブルがある場合は、ダーマペンの施術を見送ることをおすすめします。

ダーマペンは、極細ながら針を肌に刺す施術。傷が悪化したり、不安定な肌のバランスをさらに崩してしまう恐れがあるからです。

肝斑がある場合は、通常は肝斑の部分をよけて針を刺していきます。ただ、薄くて見にくい肝斑に針を刺してしまうことで、肝斑が濃くなったり大きくなったりすることもあります。

事前のカウンセリングで肌の状態を正確に見極め、ダーマペンの施術が安全に進められるか判断してもらいましょう。

1回の施術で済ませたい人

「きれいになりたいけれど、何度も通うのが面倒」という人には、ダーマペンは不向きかもしれません。

ダーマペンの施術は、何度か繰り返すことで効果を高めていく施術。ターンオーバーの周期に合わせて行うのが一般的です。

ただ、肌質改善の治療のなかで、1回だけで済むものは少ないのが実情。ダーマペン以外の施術を選んでも、ある程度の手間と時間を使って取り組むことは必要です。

妊娠・授乳中の人

現在妊娠している人や、産後で授乳している人は施術できないことがあります。

妊娠・授乳中は女性の体が大きく変化しているときです。ホルモンバランスも非妊娠時と違い、肌も敏感になっていることが多いとされています。

妊娠・授乳中では使用できない薬剤もあり、トラブルが起こる可能性も高まることから、妊娠・授乳中の施術を断っているクリニックがほとんどです。

ダーマペンの施術は、完全に卒乳して元の生活に戻った後にしておきましょう。

金属アレルギーがある人

重度の金属アレルギーがあると、ダーマペンの針に反応してしまうこともあります。

ダーマペンの施術に使う針は金属製です。多くの場合はステンレス製の針を使用しており、金属アレルギーの人でも施術できるとされています。

ただ、重度の金属アレルギーがある場合は、ステンレスであっても反応することも。軽度のアレルギーだったとしても、当日のコンディションによっては反応してしまうことも考えられます。

不安な人は、施術前に医師に相談してみてください。

ダーマペンで失敗しないために
押さえておきたい4つのポイントを解説

ダーマペンを受けて「やめた方がよかった」「失敗した」と後悔しないためには、施術前にしっかり準備をして、ダーマペンの施術についてくわしく知っておくことが重要です。

ここでは、施術前に押さえておきたいポイントを4つ紹介します。

①事前に肌の状態を診察してもらう

そもそも、今の自分の肌がダーマペンの施術に適しているかどうかを見極めることが大切です。

前述のように、膿んだニキビや肝斑といった肌トラブルがある人は、ダーマペンの刺激で症状が悪化することがあります。

すぐにダーマペンを行っても支障がないのか、事前に肌のコンディショニングをしてから施術した方がいいのか、専門家の診察を経て判断してもらうことが必要です。

肌質や現状によっては、ダーマペン以外の施術の方が効果的だと判断されることもあります。ダーマペンだけにこだわらず、ほかの美肌治療も視野に入れながら検討してもいいでしょう。

②針の深さや施術回数を見極める

事前の診察やカウンセリングで、針を刺す深さや施術回数の見通しを立てておくこともおすすめ。自分に適した施術内容を設定することで、施術後のトラブルを回避し、費用も最低限で抑えることができます。

施術回数に関しては、費用や期間を考えてとにかく少なくしたいと思う人もいるでしょう。しかし、肌の状態に合わせて必要な回数を確保しないと、中途半端に治療しただけで思うような効果が得られない可能性もあります。

自分の肌にはどの程度の回数が必要なのか、医師と相談して適切なプランを立ててみてくださいね。

③ダウンタイムを理解する

ダーマペンのダウンタイムに起こり得る症状や、日常生活の過ごし方について理解しておくことが大切です。

ダーマペンのダウンタイムは、針を刺す深さによって違います。0.25mm~1mm程度と針を浅く刺す場合は2~3日程度ですが、2mm以上と深めに刺す場合は1週間程度とされています。

改善したい肌悩みによって深さが変わるため、施術前の診察でダウンタイムがどの程度かかるのかを確認しておきましょう。

また、ダウンタイム中は赤み・かゆみ・腫れ・皮むけなどの症状が起こります。紫外線対策や保湿も必要不可欠なので、医師の指示に従ってアフターケアを怠らないことが大切です。

④ダーマペンの実績が多いクリニックを選ぶ

ダーマペンの失敗を防ぐには、ダーマペンの実績が多く、施術に慣れているクリニックを選ぶことも重要です。

実績豊富なクリニックには、公式サイトに症例写真が多く掲載されています。そのなかでも、自分の肌悩みに似た人の症例を見るのがおすすめ。仕上がりイメージがつかみやすく、クリニックの技術力も確認できます。

施術した医師の氏名が公表されていることもあるため、自分の希望に近い仕上がりにできそうな医師を選ぶことも可能です。

ダーマペンおすすめ5院
クリニック比較表

  エミナルダーマペン 品川ダーマペン 東京ダーマペン 共立美容外科 聖心 トップ
クリニック エミナルクリニック 品川美容外科 東京美容外科 共立美容外科 聖心美容クリニック
おすすめ
ポイント
充実のアフターケア
ダウンタイムを短縮
保証やアフターケアが充実
施術後も相談しやすい
薬剤の種類が豊富
悩みに合わせた薬剤が選べる
オプション治療が豊富
会効果的な治療が受けられる
24時間連絡可能の緊急サポート
施術後も不安なく過ごせる
毛穴改善
ニキビ改善
19,000
ダーマペン
12,960円※1
ダーマペン
25,000
ダーマペン
16,280
ダーマペン
29,700
ダーマペン
さらに
ハリ・ツヤ感
アップ
24,000
ヴェルベットスキン
19,440円※2
ヴェルベットスキン
38,500
ヴェルベットスキン
39,380
ヴェルベットスキン
49,500
ヴェルベットスキン
肝斑や
赤ら顔も改善
35,200
ポテンツァ
66,000円※3
ポテンツァ
お得情報 ・BMC会員特典で対象施術20%OFF ・ポイントカード制度 ・セイシンポイントクラブ
保証 肌トラブルの治療費無料 トラブル発生時は無料で修正・回復を提供 術後、どのようなトラブルであれ対応 24時間緊急連絡センターあり 24時間連絡可能の緊急サポート
院数 全国59 全国39 全国20院(FC院、提携院含む) 全国25 全国10
詳細 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト
※1:初回限定。2回目以降は16,200円。
※2:初回限定、ホホのみ。2回目以降は全顔24,000円。
※3:ダイヤモンドチップ使用、2回目以降は59,400円
・上記は全て税込料金です
・2023年2月時点 公式HPより
・実際の料金は医師の診察・施術によって変わります。
・掲載クリニックは自由診療のため保険適用外です。

ダーマペンのよくある質問
気になる疑問をピックアップ

ダーマペンの効果は永久に続くもの?

ダーマペンの効果は、施術後5日~1週間程度で徐々に現れ始め、2週間後には多くの人が効果を感じられるとされています。

肌のハリなどの美肌効果は長くて半年ほど持続。一方で、傷跡治療やニキビ跡、クレーター治療に関しては、一度改善すれば新たな傷ができない限りは元に戻ることが少ないといえます。

肌質改善の効果は一度やれば永久に続くものではありません。複数回の施術を一定期間繰り返すことで、より高い効果が期待できます。

ダーマペンの施術間隔は?

推奨される治療間隔は1ヶ月に1回程度とされています。

ダーマペンには肌のターンオーバーを促進する効果も期待できるため、本来のターンオーバー周期に合わせて施術していくのがおすすめです。

ダーマペンを途中でやめたらどうなる?

設定した施術回数を消化する前にやめてしまうと、期待した効果が十分得られない可能性があります。

一般的なダーマペン施術は、5回程度を1クールとしているクリニックが多い印象。特に、ニキビ跡治療や毛穴ケアに関しては、最低でも5~6回程度の継続が必要とされています。

施術回数は、実感したい効果との兼ね合いを医師とよく相談したうえで決定し、自己判断で中断せずにやりきってみることをおすすめします。

施術中に痛みはある?

ダーマペンで使用する針は、直径0.2mm程度の極細の針です。そのため、施術中の痛みは感じにくいとされています。

クリニックによっては麻酔クリームを使ったり、針を刺す深さを微調整してくれるところも。痛みが不安な人は、事前に医師に相談してみてください。

施術後にあまり赤くならなかったけれど大丈夫?

施術後の赤みや腫れなどが思ったよりも弱く、本当に効果が出ているのか不安になる人もいるようです。

施術直後やダウンタイム中の症状には個人差があります。症状が弱かったからといって、効果が得られないとは限らないので心配いりません。

ただし、症状が弱いからといってUVケアや保湿を怠らないようにしましょう。

ダーマペンで失敗しないために
施術の特徴を正しく知っておこう

「ダーマペンはやめた方がいい」という意見は、期待していたような効果が十分得られなかった場合に見られるものです。

確かにダーマペンが向いていない人もいますが、施術前の肌の状態であったり、施術後のダウンタイムの過ごし方であったりと、自分で対策できる方法はいくつもあります。

重要なのは、肌の状態を正確に見極め、適した施術方法を提案できるクリニック・医師に施術してもらうこと。無料カウンセリングを活用して、信頼できる医師を探してみましょう。