ダーマペンのダウンタイムはどのくらい?施術後の過ごし方、期間を短くするためのセルフケアを紹介

ダーマペンの施術を検討している人のなかには、ダウンタイムの症状や期間が気になっている人も多いのではないでしょうか。

ダーマペンのダウンタイムは、針を刺す深さやダウンタイム中の過ごし方に左右されます。目的に合わせて適切な深さで施術し、施術後の注意事項を守ってケアすることが大切です。

今回の記事では、ダーマペンのダウンタイム、ダウンタイム中の過ごし方について解説します。

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ダーマペンのダウンタイム
針の深さと期間の関係を解説

まずは、ダーマペンの針の深さとダウンタイムの関係について見ていきましょう。

施術目的で針の深さが変わる

ダーマペン針の深さ

出典:小野寺医院

ダーマペンの針を刺す深さは、施術目的に応じて0.25~2.5mm程度で調節します。

深さ 0.25~0.7mm 0.8~1.4mm 1.5mm~
到達する層 表皮 真皮 皮下組織
施術目的 ニキビ肌
美白
ニキビ跡治療
毛穴ケア
たるみケア
クレーター治療
傷跡治療

深さは0.1mm単位で変えられ、肌悩みや痛みへの耐性などを考慮してオーダーメイドで施術できるのもポイントです。

深いほどダウンタイムも長くなる

ダーマペンのダウンタイムは、針を深く刺すほど長くなるのが特徴です。

深さ 0.25~0.7mm 0.8~1.4mm 1.5mm~
施術目的 ニキビ肌
美白
ニキビ跡治療
毛穴ケア
たるみケア
クレーター治療
傷跡治療
ダウン
タイム
2日程度 2~3日程度 5日~1週間程度

表皮までしか刺さない施術では2日程度と短く済みますが、皮下組織まで針を刺す施術では1週間程度ダウンタイムが続くこともあります。

ただ、ダウンタイムの症状や期間、症状の重さには個人差が大きいとされているので、あくまで目安としてとらえておきましょう。

ダーマペンのダウンタイムの症状は?
起こり得る症状を解説

ダーマペンのダウンタイム中は、施術した部位を中心としてさまざまな症状が出ることがあります。

ここでは、ダーマペンのダウンタイム中に出る主な症状を解説します。

赤みや腫れ

針を刺した部位に、赤みや腫れが生じることがあります。

ダーマペンで針を刺したことで一時的に炎症を起こしたことが原因。特に赤みは多くの人に見られる典型的な症状です。

針を刺す深さが深いほど傷つく組織も増えるので、赤みや腫れが強く出る可能性があります。症状が治まるまでの日数も長くなりやすいため、袋に入れた氷などを使って冷やしながら安静を心がけましょう。

熱感やかゆみ

ダーマペンの施術部位が熱を帯びているように感じたり、かゆくなったりすることもあります。

熱感は、赤みや腫れと同じように一時的に炎症が起きていることが要因。時間の経過とともに収まってくることがほとんどです。

一方のかゆみは、施術によるダメージが癒えて新しい組織が再生してくる過程で生じるとされています。かゆみは数日で治まるため、引っかいて刺激しないように注意してくださいね。

皮むけ

ダーマペンの施術によって肌のターンオーバーが活性化し、皮むけが見られるケースも多々あります。新しく健康な皮膚が活発に再生されることが原因なので、ダーマペンの効果が現れ始めている証拠です。

皮むけの症状は、施術翌日から3日間程度続くことがあります。

皮むけしている間は、肌が非常に敏感です。浮いた皮が気になっても自分でむいたりせず、むやみに触らないように気を付けましょう。

内出血

ダーマペンの針を深い層まで刺した場合に起きやすいのが内出血です。施術部位付近の毛細血管が破れたことが原因ですが、施術後数日程度で治まっていきます。

内出血もほかの症状と同じく、施術に伴う一時的な変化です。押したりマッサージしたりせず、自然に引いていくのを待ちましょう。

ダーマペンのダウンタイムは、どんなに長くても2週間程度で治まってくることがほとんどです。

2週間経っても症状が治まらない、日常生活に支障が出るほど強く症状が出ている場合は、早めに施術したクリニックを受診してください。

ダーマペン施術後の注意点
ダウンタイムを短くするためのコツ

美容医療にはダウンタイムが付き物で、ダーマペンにも一定のダウンタイムがあります。とはいえ、ダウンタイムは少しでも短くして早く元の生活に戻りたいですよね。

ダウンタイムを短くするには、生活の注意点を守って症状を長引かせないことが重要です。ここでは、ダウンタイム中に気を付けたいポイントを解説します。

施術直後はメイク・洗顔を控える

ダーマペンの施術直後は、特に肌が敏感になっています。そのため、当日のメイクや洗顔は刺激になるので控えましょう

低刺激の洗顔フォームでも、施術直後は刺激になり得ます。洗顔は施術して半日程度経った後に、メイクは翌日以降から始めるのが無難です。

メイクや洗顔の開始は、肌の状態や針の深さによって変わることもあります。施術した医師に確認し、決められたタイミングで再開するようにしてください。

紫外線対策を徹底する

ダーマペンの施術では肌に針で無数の穴を開けるので、一時的に炎症が起こります。紫外線ダメージを受けやすい状態でもあるため、紫外線対策も十分に行いましょう。

施術後の紫外線対策を怠ると、ダウンタイムの症状が長引くだけでなく、色素沈着などの新たな肌トラブルの原因になることも。ダーマペンの効果を得るためにも、外部からの刺激には注意してください。

UVカット機能がついた帽子やマスクなど、紫外線対策に使えるグッズはさまざま。日焼け止めクリームなども効果的ですが、施術直後は刺激になるので避けましょう。

翌日以降なら使えるので、できるだけ刺激が少ないタイプの商品を選ぶと安心です。

普段以上に保湿する

ダーマペンの施術後に重要なのが、十分な保湿ケア。施術後は非常に乾燥しやすいため、普段以上に保湿ケアに力を入れましょう

しっかり保湿することで、過剰な皮むけを防ぐ効果も期待できます。炎症のクールダウンにも役立つため、肌が乾燥しないように適宜ケアしておくと安心です。

コスメは普段通りのもので構いませんが、クリニックで取り扱っているドクターズコスメなども効果的。クリニックが独自に開発した商品を販売していることもあるので、気になる人は相談してみてくださいね。

体温が上がる運動やサウナ、長風呂を避ける

施術後の生活では体温が上がったり、血行が良くなったりすることは避けましょう。激しい運動やサウナ、長風呂などもやめておくのが無難です。

体温が上がると患部の炎症が引きにくくなります。結果として、赤みや腫れが長引く、かゆみが増す、内出血が悪化するなどのリスクが増すので、十分注意してください。

食生活でも、過度な飲酒や辛い料理の食べすぎでも血行が良くなることがあります。味が濃い食事ではむくみも生じやすくなるため、野菜をしっかり摂るなどヘルシーな食事を心がけましょう。

ダーマペンおすすめ5院
クリニック比較表

  エミナルダーマペン 品川ダーマペン 東京ダーマペン 共立美容外科 聖心 トップ
クリニック エミナルクリニック 品川美容外科 東京美容外科 共立美容外科 聖心美容クリニック
おすすめ
ポイント
充実のアフターケア
ダウンタイムを短縮
保証やアフターケアが充実
施術後も相談しやすい
薬剤の種類が豊富
悩みに合わせた薬剤が選べる
オプション治療が豊富
会効果的な治療が受けられる
24時間連絡可能の緊急サポート
施術後も不安なく過ごせる
毛穴改善
ニキビ改善
19,000
ダーマペン
12,960円※1
ダーマペン
25,000
ダーマペン
16,280
ダーマペン
29,700
ダーマペン
さらに
ハリ・ツヤ感
アップ
24,000
ヴェルベットスキン
19,440円※2
ヴェルベットスキン
38,500
ヴェルベットスキン
39,380
ヴェルベットスキン
49,500
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肝斑や
赤ら顔も改善
35,200
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66,000円※3
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お得情報 ・BMC会員特典で対象施術20%OFF ・ポイントカード制度 ・セイシンポイントクラブ
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院数 全国59 全国39 全国20院(FC院、提携院含む) 全国25 全国10
詳細 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト
※1:初回限定。2回目以降は16,200円。
※2:初回限定、ホホのみ。2回目以降は全顔24,000円。
※3:ダイヤモンドチップ使用、2回目以降は59,400円
・上記は全て税込料金です
・2023年2月時点 公式HPより
・実際の料金は医師の診察・施術によって変わります。
・掲載クリニックは自由診療のため保険適用外です。

自分でできるダウンタイム対策
施術後のセルフケア方法を紹介

ダーマペンのダウンタイム期間は、施術後の肌を刺激せず、適切にケアすることが重要です。

ここでは、ダウンタイム中にやっておきたいセルフケア方法について、より具体的に解説します。

低刺激コスメを選ぶ

ダーマペンのダウンタイム中に使うコスメは、できるだけ刺激の少ない商品を選びましょう

ここで言う「コスメ」とは、化粧水や乳液、ファンデーションなどのほか、日焼け止めなど。肌に直接つけるものは全て含まれます。

市販のものであれば、「敏感肌用」「低刺激」と謳った商品がおすすめです。「赤ちゃんの肌にも使える」と謳ったものも使いやすいですよ。保湿成分としてヒアルロン酸やセラミド、スクワランなどが配合されている商品も適しています。

一方で、レチノールやアルコールが含まれたコスメは避けましょう。拭き取り化粧水やスクラブ洗顔料などはピーリング効果があるため、ダーマペンのダウンタイム中には不向きです。

日焼け止めを塗るときは優しく肌に乗せる

施術後の紫外線対策として日焼け止めを塗るときは、肌に優しく乗せるようにします。UVカットは非常に大事なケア方法ですが、肌に刺激を与えるような塗り方をすると逆効果なので注意してください。

日焼け止めの使用は、ダーマペンの施術から24時間経った後から。十分時間を取っても赤みや腫れがある場合は、日焼け止めなどのコスメを使っていいか医師に相談すると安心です。

肌の摩擦を最小限に抑える

ダーマペンの施術で無数の穴を開けた肌は、炎症を起こして敏感になっています。必要以上に触ることは避け、必要最低限のスキンケアだけで済ますようにしましょう。

スキンケアするときは、しっかり浸透させようとして強く押し込むのではなく、優しくタッチするようにしてじっくりつけていくのがコツ。コットンを使うと毛羽立った繊維が肌に残って刺激になることもあるので、よく洗った素手で使うのがおすすめです。

洗顔料で洗うときは、両手で十分に泡立てたものをそっと乗せるようにして洗います。タオルで拭くときも、上から優しく押さえるようにして水分を吸い取ってください。

人と会う予定を極力避けるのもおすすめ

可能であれば、施術直後からダウンタイム中は人に会う予定を減らしておくと安心です。

赤みや腫れなどが残っていると目立つという面もありますが、外出する予定が多ければ紫外線に当たるリスクも増えます。他の人と一緒にいると思うようにスキンケアができず、保湿対策がおろそかになる可能性も否定できません。

ダウンタイムを短くするためには、症状が引くまでしっかりケアを継続することが重要。仕事などどうしても外せない予定だけを残して、できるだけ屋内で安静を保てるように施術日を調節してみてくださいね。

ダウンタイム中のよくある質問
ダーマペンをより効果的にするために

施術後はお酒を飲んでもいい?

ダーマペンのダウンタイム中は、飲酒はできるだけ避けましょう

飲酒は体温を上昇させたり、血行を良くする行為にあたります。施術によって起こった赤みや腫れ、内出血が引きにくくなるため、飲酒する機会は極力少なくすることをおすすめします。

また、深酒をしてしまって睡眠不足になったり、食生活が乱れたりするのも問題。ターンオーバーのリズムが崩れ、肌の調子が整いにくくなります

忘年会や新年会、歓送迎会が多い時期の施術を避けるなど、日程の面でも考慮しておくと安心です。

施術後に色素沈着するって本当?

ダーマペンの針を刺す深さが深すぎたり、施術後に紫外線ダメージを与えてしまったりすると、肌の色素沈着が悪化することがあります。

そもそも、クリニックによっては「色素沈着(黒ずみ)はダウンタイム中に起こるもの」と説明しているところもあるのが現状です。

ダーマペンの施術が元で起こる色素沈着は、施術直後にかさぶたができるためです。かさぶたは酸化して黒くなりますが、傷の治癒とともにはがれ落ちて元の状態に戻ります。

しかし、針が皮膚深部のメラノサイトを活性化させてメラニンを作ってしまったり、紫外線対策を怠って日焼けしたりすると、施術後も色素沈着が悪化して残ってしまうことがあるのです。

ダーマペンの性質上、施術後に一定の色素沈着は起こるものの、長引かせないためにはクリニック選びやアフターケアが重要といえます。

ダーマペンは1回だけでもいい?

改善したい肌悩みによっては、1回の施術でも変化が感じられる場合もあります

また、目に見える変化がなくても、ダーマペンの施術で肌内部のターンオーバーが活性化されたり、コラーゲンの合成促進なども見えない効果が出ていることも。1回だけでは意味がないとは言い切れません。

ただ、効果をできるだけ長く継続したい、クレーターや傷跡治療など皮膚組織まで針を刺す施術をしている場合は、5~6回程度継続して受けることが必要とされています。

必要な施術回数は、望んでいる結果や肌の状態に左右されるものです。事前のカウンセリングで医師やスタッフと相談して、適切な回数を設定するようにしましょう。

施術中に痛みがありそうで不安…

ダーマペンは針を刺す施術なので痛みが気になる人も多いでしょう。ダーマペンで使用する針は直径0.2mm程度の極細の針であるため、施術中の痛みはほとんど気にならないとされています。

クリニックによっては、麻酔クリームを有料オプションで付けられたり、針を刺す深さを微調整してくれる場合も。痛みが不安な人は、施術前に相談してみてください。

施術代に麻酔代が含まれているクリニックなら、追加料金がないのでより安心して受けられますね。

ダーマペンのダウンタイムは施術目的で変わる
セルフケアも組み合わせて乗り切ろう

ダーマペンのダウンタイムは、針を刺す深さによって変わります。深さは施術目的に左右されるため、自分が受けようとしている施術内容と併せて事前に確認しておくことが大切です。

施術後は肌が敏感になっているので、保湿や紫外線対策、食生活を含む生活習慣を見直すことも重要。理想の肌を手に入れるためにも、注意事項を守って生活しましょう。